ogawaアンバサダーのkazumoshere_skyさん。キャンプ歴19年のベテランキャンパーです。
ロッジシェルターを始めとしたロッジ系テントに、おしゃれで個性的なキャンプスタイルが群を抜いています。
アンティーク道具や手作りアイテムを上手に取り入れて、独自のスタイルを確立しているkazumoshere_skyさんにインタビュー。
こだわりやogawaのことを語っていただきました。
kazumoshere_skyさんのアカウントもぜひチェックしてみてください。


キャンプは家族の歴史



━━ キャンプを始めたきっかけを教えてください。


kazumoshere_sky(以下K) 妻の習い事の先生からキャンプの話を聞き、興味を持ちまして。
 当時5歳の息子と一緒に楽しみたい、思う存分外遊びをさせたいという思いもあり、やってみようか、と始めました。


━━ それから19年間ずっとキャンプをされているんですね。


K そうですね。家族みんなで楽しめる良い時間、趣味を持つ事ができています。
 家族の思い出には、キャンプでの出来事もたくさんあります。
 キャンプ場から修学旅行帰りの息子を迎えに行き、そのままキャンプ…なんてこともありました。(笑)


━━ エピソードには事欠かないですね。長年キャンプをされてきて、身についたことなどがあれば教えてください。


K 最終的にどういうキャンプをするかゴールを決めて、逆算していく段取り力や、天候の変化への臨機応変さ、パッキング術などはキャンプをしてきたことで身についたスキルですね。
 特に我が家のキャンプギアは元々キャンプ用ではない物が多いので、コンパクトに収納して壊さないように運ぶことに関してはプロを自負しています。(笑)


愛車tenten号とオーナーロッジタイプ52R(kazumoshere_skyさん撮影)


タープが飛ばされて強度の重要性を実感



━━ 初心者時代の印象的なエピソードなどはありますか?


K キャンプを始めて1年目あたりのことです。当時は、安く購入した生地の薄いタープを使っていました。
 ある強風の日、瞬間的な突風が吹いて、目の前からタープが消えたんです…。
 唖然としながら見やると、ペグやポールごと根こそぎ一緒に数十メートル先へ飛ばされていました。
 幸い他のサイトや人への被害はありませんでしたが、そんな強風の中でびくともしないタープやテントを使っている隣のサイトを見て悔しかった記憶があります。
 以来我が家では、テント・タープ・ロープ・ペグを選ぶ際の最優先事項は【強度】となりました。


━━ お怪我がなくて良かったです。 ogawaを知った経緯はどのようなものでしたか?


K キャンプを始めた当時は、キャンプ帰りにほぼ必ずアウトドアショップへ寄っていました。
 その時お店に置いてあったカタログに、ハイスペックで高価格なテントが掲載されていて、ogawaを知りました。
 当時はキャンプギアにお金をかけるモードではなかったので「いつかは欲しい」テントメーカーでしたね。


━━ 初めて買ったogawa製品は何でしたか?


K ピルツ15です。
 遊びに行くと鉄砲玉のように帰ってこない息子が、広いキャンプ場でも迷わず帰ってこられるような個性的なテントを探していたんです。
 当時は似たようなドームテントが主流だった中、ピルツ15の発売告知を見て「これだ!」と即決でした。
 いつかは欲しかったogawaから、アースカラーでワンポール、特徴があって個性的、ドストライクのテントが出た!と。(笑)
 当時の私たちにとってはとても高価に思えましたが、思い切って購入しました。
 実際に使ってみると、張りやすくたたみやすく、広くておしゃれ。
 2009年の発売と同時に購入し、11年間(少なくとも100回以上、200泊)使い続けました。
 ピルツ15の茶色が本当にお気に入りで、この色に合わせて我が家のCHAIROサイトが形成されました。


当時の写真(kazumoshere_skyさん撮影)


━━ 実際にogawaのテントを使っていて、いかがですか?


K 最初にogawaのテントを使ってみて感じたのは、生地の厚みがそれまでのテントとは違うということでした。ogawaのものは生地が厚くてしっかりしている。
 風雨に強く、きちんと設営できていれば多少天候が荒れても全く問題ありません。
 張り綱とペグダウンは必ずします。突風は危険ですから。(笑)
 実際に、ピルツ15を使い始めて数年後の強風時には、周囲のテントやタープが次々と倒壊する中、我が家のピルツ15はびくともせず。
 あの時タープが飛ばされた悔しさを、そこでリベンジできた気持ちになりました。


今も進化し続けるキャンプスタイル



━━ 現在一番お気に入りのogawa製品を教えてください。


K 基本的に、所有しているogawa製品は全てお気に入りです。(笑)
 あえて絞り込むとすると、ロッジシェルターⅡオーナーロッジタイプ52Rです。
 52Rの格子窓インナーをロッジシェルターⅡに付けてツールームテントのように使うのが特に気に入っています。
 ロッジシェルターの中に格子窓、の組み合わせがたまりません…!
 また、フリーサイトなどでスペースに余裕があるときは、ヘキサタープを追加します。前室に加えてリビングスペースという、贅沢なサイトになります。


━━ 52Rのインナーだとロッジシェルターにはサイズが合いませんが、どんな工夫をされていますか?


K 上側はロープで延長してフレームに引っかけています。前側は30~40cm、後ろ側は5~10cmほど。
 ボトム部分はペグループがあるところを全てペグダウンしています。
 テントだけではなくギア類も、工夫して組み合わせたり、DIYして手を加えたりして使っています。
 使いやすさや組み合わせを色々試しながら、今もCHAIROサイトは進化を続けています。


現在の定番の組み合わせ(kazumoshere_skyさん撮影)


━━ 格子窓のカーテンが可愛いですね。


K 妻の自作です。テントの種類に合わせて作っていて、52R用とロッジシェルター用があるんですよ。
 我が家のサイトで使っているギアも、アンティーク好きの妻が集めたものです。
 元々キャンプ用ではない物を、うまく組み合わせて使っています。


━━ kazumoshere_skyさんと言えばロッジ系テントというイメージですが、現在はロッジ系の使用頻度が高いですか?


K はい。ロッジシェルターは「end of tent」、最後に行きつくテントと呼ばれているのに納得です。
 強度、外観、機能性、居住性、どれをとっても本当に優れていると感じています。
 キャンプでは天候やサイト状況に対していかに対応し快適に過ごせるかが命題ですが、その点ロッジシェルターは重い事を除けば死角なしですね。


━━ 19年間キャンプを続けてこられたからこその説得力です! これからのogawaに期待する事などを教えてください。


K 長年使ったタープを、そろそろ買い替えようと考えています。ヘキサDXより少し大きめのT/Cバージョンが出たら即決なのですが…(笑)
 商品では、ロッジのロゴが浮かんで見えるランタンが欲しいです。
 ogawa公認キャンパー制度、なんていうのもあったら面白いですね。
 それから、東北地方でのOGC!ぜひ開催してほしいです。東北にもogawaユーザー沢山いるんですよ。


━━ 色々お聞かせくださりありがとうございました。最後に、ogawaアンバサダーとして一言、お願いします。


K 皆さんこんにちは。kazumoshere_skyです。
 日頃はインスタグラムを通してキャンプに関わることを発信しています。そのご縁で今回ogawaアンバサダーに就任しました。
 息子と一緒にファミリーで始めたキャンプ。以来、歴19年を数え今は夫婦で(23歳息子もたまに参戦)楽しんでいます。
 初めの数年は失敗の連続でしたが、色々な経験をし、キャンプを通して人生そのものが有意義になりました。
 そんなキャンプを一人でも多くの方へ発信したく、インスタグラムを始めました。

 キャンプというものは、ある程度守られている都会や町を離れ、自然に身を晒す行為です。
 道具へ対する信頼、心身ともに不調がない事、一緒に行った人と和やかに過ごすこと、はキャンプを楽しむうえで欠かせない条件です。
 その「道具への信頼」という点で、住空間を担うテントが機能豊かで高スペックである事は一丁目一番地。
 そしてそのテントはキャンプ中、四六時中視界に入るわけですから、見ていて気分が良くなるものでないといけません。
 「機能性」「スペック」「デザイン性」全てを兼ね備えているテントを求めてたどり着いたのがogawaでした。
 ogawaのテントをを初めて買ったのは2009年。以来14年になりますが、ここ数年は直営店のGRAND lodgeや公式オンラインストアができ、より分かりやすく買いやすくなりました。
 アンバサダーとして、楽しいキャンプの頼もしい相棒であるogawaギアの良さを発信するとともに、ユーザーからの声をメーカーへ届ける、という役割を担っていきたいと思っています。何か要望などがありましたら、kazumoshere_skyまでDMください。




ブラウンが多めの温かみのあるCHAIROサイトと同じく、温かい仲良し家族のkazumoshere_skyさん。
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